Japan Society for Pharmaceutical Education

国際化委員会

委員

委員長 武田 香陽子 (北海道科学大学薬学部)
委員 入江 徹美 (熊本大学大学院生命科学研究部)
平田 收正 (和歌山県立医科大学薬学部)
西口 工司 (京都薬科大学)
小澤 光一郎 (広島大学薬学部)
荒川 直子 (Nottingham University)
Denise Epp (第一薬科大学)

本委員会の目的

日本薬学教育学会(以下、学会)は発足以降、「薬学教育・薬剤師教育」に関する様々な研究活動を行って来た。しかし、国際的な視点での取り組みは十分とは言えず、我が国における「薬学教育・薬剤師教育」のさらなる充実・発展を図るためには、学会として国際的な薬学教育に関する評価・検証を推進することが非常に重要と言える。そこでこういった取り組みの推進により「薬学教育・薬剤師教育」の充実・発展に貢献することを目的として、本学会に国際化委員会を設置することとした。本委員会は学会員を中心として、海外の教育や薬剤師活動に関する情報の収集と学術集会や薬学教育学会誌等を通じた発信・共有、我が国の教育との比較解析や人材育成における効果の検証、これらに基づいた我が国の教育に反映すべき事項の具体化と提言、さらにはその実質化等の活動を行う。

主な活動

  • ① 薬学教育・薬剤師教育に関する情報の収集・発信・共有
  • ② 日本薬学教育学会大会における講演の企画
  • ③ 「薬学教育・薬剤師教育」の評価検証
  • ④ 薬剤師に向けた情報の収集・共有・発信
  • ⑤ 定期的な委員会の開催による問題点の共有と解決のための活動
  • ⑥ ①~⑤を通じて、日本の「薬学教育・薬剤師教育」に貢献すること。

 

活動報告

  • 「薬学教育」連載 「日本の薬学教育のニーズを踏まえた国際的視点の浸透に向けて」
    1. . 桐野豊. 欧米諸国の薬学教育との比較から考える我が国の薬学教育の在り方, 薬学教育, 2022(6).
      https://doi.org/10.24489/jjphe.2022-040
    2. . 荒川直子. 薬学教育を国際的な視点から考える:コンピテンシー基盤型教育と国際的な潮流, 薬学教育, 2024(8).
      https://doi.org/10.24489/jjphe.2024-027
  • シンポジウム開催
    • ・2023年8月
      • o 第8回日本薬学教育学会大会 シンポジウム11「世界からみた薬学教育の質保証について」
        • ・小澤孝一郎. 国際的視点からの薬学教育の質保証.
        • ・荒川直子. 国際薬剤師・薬学連合(FIP)が推進する薬学教育と薬剤師開発.
        • ・武田香陽子. 国際的視点も踏まえて6年制薬学教育に今後求められること.
      • o 第8回日本薬学教育学会大会サテライトシンポジウム「薬学教育および薬剤師職能の動向に関する国際シンポジウム」
        • ・Barry E. Bleske. One Pebble to Help Move the Global Pharmacy Educational Needle..
        • ・武⽥三樹⼦. アメリカの薬学教育と薬剤師職能.
        • ・平⽥寿美⼦. 韓国の薬剤師職能と専⾨薬剤師制度法制化.
        • ・楊⻑⻘. B.S. Clinical Pharmacy Education in China and Comparison of Clinical Pharmacy Curriculum Among the China Pharmaceutical University and Three Universities in Other Countries.
        • ・荒川直⼦. Pharmacy Education and Workforce Development: UK and FIP Perspectives.
  • 「薬学教育」投稿による情報提供